洞察史観に拠る近現代史
物事を聞いても、それを信じるか信じないか、基本的には諸卿の自由である。したがって、以下の私見をどうか信じて下さいと、私は言わない。
狸仙時事考 朝日新聞ニュース パウエル発言
その1 【ワシントン=論説副主幹・吉田文彦、アメリカ総局長・山脇岳志】
米軍制服組トップと国務長官を務め、米国の外交・安全保障政策の中軸を長年担ったコリン・パウエル氏が朝日新聞のインタビューに応じ、核兵器は「極めてむごい兵器」であるために使えず、軍事的には無用な存在だと語った。北朝鮮の核の脅威には核兵器を使う必要はなく、強力な通常兵力で抑止力は足りるとの見方を示した。 朝日新聞デジタル 7月12日(金)20時14分配信
私見
この発言は、HAARP(高活性オーロラ調査計画)による人工地震(いわゆる地震兵器)と人工的気象変動(いわゆる気象兵器)を米軍ではない勢力(いわゆる軍事ワンワールド)が掌握していることを知るパウエルが、その存在をこのような形で漏洩したものである。この発言の主意は「HAARPに関する論評を解禁する」ことにあると観て良い。
軍事ワンワールドの総司令官として、現下の世界で最高の実力を有する世界元帥コリン・パウエルから数階級下がった軍事ワンワールドの将官クラスからも、これまでHAARPに関する発言はなされなかったのは、トップが黙っている以上、その配下は差し控えていたのである。
パウエルの今回の発言は、今後パウエル以外の知名人からも、HAARPに関する発言が出て来る事が予想されるから、諸卿はその発言者に注目されたい。それが軍事ワンワールドの報道将校である確率は極めて高い。
もう一つ注目すべきは、右のパウエル発言が朝日新聞に対してなされたことで、これはHAARPに日本が深く関わっていることをも、世界に黙示したのである。
その2 印パを仲裁「広島・長崎を思い出せ」
米国の核戦略の最前線にいた元軍人による核兵器不要論。
パウエル氏は、核武装したインドとパキスタンの間で2002年に緊張が高まった際、パキスタン首脳に広島、長崎の被爆後の悲惨な写真を思い起こすよう説いて、対立緩和に導いた秘話も明かした。被爆地の記憶が、実際の国際政治に影響を与えたとの証言だ。
この対立では、両国が核による威嚇も辞さない恐れがあった。国務長官だったパウエル氏はパキスタン首脳に電話し「あなたも私も核など使えないことはわかっているはずだ」と自重を促したという。さらに「1945年8月の後、初めてこんな兵器を使う国になるつもりなのか。もう一度、広島、長崎の写真を見てはどうか。こんなことをするのか、しようと思っているのか」と迫ると、パキスタン側は明確に「ノー」と答えた。インド側への働きかけでも同様な反応だった。こうした説得の結果、危機は去った、と振り返った。
パウエル氏は、かねて核兵器は不必要との考えを示していた。今回その理由を詳しく問うと「極めてむごい兵器だからだ」と明言し、「まともなリーダーならば、核兵器を使用するという最後の一線を踏み越えたいとは決して思わない。使わないのであれば基本的には無用だ」と強調した。
核実験やミサイル実験を繰り返す北朝鮮への抑止策としては「(米国の)通常兵力は強力であり、核兵器を使わなければならないことはない。もし北朝鮮が核兵器を使ったり使おうとしているとみたりした場合、米国はすぐ北朝鮮の体制を破壊するだろう」と主張。
核の抑止力そのものは否定せず、「政治的な意味」があるため北朝鮮は核に頼っているとした。ただ、使えない兵器である核を持つことは、彼らを守ることにはならず、むしろ自殺行為だと強調した。
私見
この発言で思い出したのは、平成8(1996)年に聞いた説で、要旨は、「間もなくインドとパキスタンの間に戦争が起こり、拡大して世界戦争になる。食料不足も考えられるので、生活拠点を食糧が得やすい海岸に確保し、自家発電装置などもできれば備えたらいい。戦争は2002年に核兵器を6個使用して終結する」というものであった。
情報の媒介者は私の周囲にきていた「閑人衆」の一人で、発信元は・・・・・すでに逝去した「宗教ワンワールド」の関係者であるが、実名の公表を目下は避けることとしたい。
この予言めいた情報は、ご承知の通り当らなかったが、私は一日たりとも忘れたことはなかった。そこで右のパウエル発言に絡んで、この当らなかった予言を、ある筋にぶつけてみた。答えは「2001年9月11日が方向性を変えた」とだけであったが、これで十分理解できる。
9・11テロがHAARPにより生じたことは、知る人が知る。印パ戦争では例に予言のごとく、核兵器の使用が決まっていたが、前年の9・11テロで明らかにされたHAARPの威力が、もはや核兵器が無効なることを示したのである。
ところが、まだこれを悟らないインドとパキスタンの指導者に、軍事ワンワールドの総司令官パウエルは、この発言のように説得して、核兵器使用を諦めさせたのである。
その際パウエルは、HAARPの真相をある程度明かしたと見るのが当然である。あれから10年経った今、そろそろワンワールドの広報将校から、HAARPの真相の一角が黙示される時期であろう。政府関係者や御用学者も従来の知らぬ存ぜぬでは通用しなくなったことを自覚し、次のステップをどうするか、考えることを進言する。
平成25年(2013)年 7月13日
落合莞爾
「閑人衆」と「HAARP」、「宗教ワンワールド」「軍事ワンワールド」については落合莞爾著『金融ワンワールド』をご参照ください。