狸仙時事考
パウエル発言(その2)
今朝パソコンのメモを開けて眺めていたら、次のようなメモがありました。むろん、私の文章ではありません。どこかのブログに在ったのを抜き出して、保存していた文章らしいのです。
私の文章ではないが、内容は私の見解とほぼ一致しています。異なるのは、「静岡の茶畑の崩落」が抜けていることくらいです。
淡路島の地震、伊豆諸島近海の地震、東北地方の地震それぞれの震源地を結び、そしてその中心にあるものはなんと「富士山」だ。
もちろん何の根拠もないオカルト的な情報ではあるが、ここ最近の地震が富士山に関連するということであれば不気味だ。
実は富士山ではここ数カ月にわたって不穏な動きを見せている。長さ300メートルにわたる亀裂、突然の湧水、河口湖の水位が大幅に低下した件。これらについて専門家は火山活動の症状はなく、噴火の可能性は無いとしているが、地震と重ね合わせるともうすぐ噴火するのではないかと言う不安を煽る材料としては納得できる。
もちろん科学的な根拠は無いが、Twitterではこの衝撃的な事実に「何かの前兆では?」不安がるユーザが多く見受けられる。
このメモの内容を理解せんとすれば、二つの立場があります。まず、①は「自然現象」として観る
立場で、②はHAARPすなわち「地震兵器」の作用として見る立場で、私はこの立場です。HAARPについて、拙著『金融ワンワールド』の最末尾部分を、原文のまま以下に掲げました。
HAARP計画については、大手マスコミは全く報道せず、インターネットで検索する以外にありませんが、本稿はこれにはタッチしません。
ともかく右の情報を分析すれば、プラザ合意とは、各国の協調介入でドル高を潰し、その結果円高になった日本を困らせて「円売りドル買い」という反対行動に追い込み、過剰流動性を強制してバブルを発生させる意図におこなわれたもの、と観るべき筋合になります。
そこで地価高騰から狂乱株価となった日本に、日経225株価指数の先物取引を創設して、大蔵省の指導で生保はじめ機関投資家に買わせ、反対に外資系証券会社にこれを売らせて、外人売り邦人買いのポジションを作り、平成2年の三重野暴落によって、一挙に国富をレーガンに贈呈したわけです。日本のバブル崩壊で得た資金を、レーガンはHAARP計画に回します。
ここで思い出すのは、レーガン大統領が1983(昭和58)年3月23日に突如言い出した「スターウォーズ作戦」(SDI)です。SDIは、「アメリカや同盟国に届く前にソ連のミサイルを迎撃」し、「核兵器を時代遅れにする」手段の開発を呼びかけたものでした。
SDIが実現すれば核戦略におけるアメリカの優位が確立するため、東西の緊張が高まりましたが、当時のソ連には最早軍拡競争を行う経済力がなく、ゴルバチョフは軍拡路線を放棄したので、第三次世界大戦(米ソ冷戦)の終結とソ連の崩壊が実現しました。
まさに人類の歴史の流れを変えたSDIですが、発表された軍事技術にソ連を崩壊させるほどのインパクトを感じないのは、私の偏見でしょうか。私は、SDIには公表されない本当の「スターウォーズ作戦」があったと観ています。すなわち、HAARP計画です。
地球社会を根本からコントロールしているのは、このような巨大な計画なのです。これを陰謀史観と云いたい人は、どうぞそう言って下さい。これからも酔生夢死に生きて下さい。
実は『金融ワンワールド』の初版が、そろそろ売り切れそうなので、出版社が再版を言って来たらどう対応しようか、あるいは改訂版にした方が良いのかも知れないと思い、一年ぶりで自著に眼を通したところ、驚きました。
あれから一年後の世界情勢が、拙著の内容そのままに動いてきたからです。こんなことを言えば、「自分で書いておいて驚くとは、アヤシイ奴」と言われても仕方ありませんが、未来予測を書いている時の心境は、我ながら不思議な事ですが、どこかから降りてきたことを書き付けるだけの自動筆記に近いのです。
HAARPの淵源は、右に挙げた拙著末尾の文章の通りですが、その平和利用も行われている証拠です。
平成25年7月15日 落合莞爾